当ブログでもたまに取り上げるクエン酸。疲れを取る的な話では結構定番なので今更めずらしいものでもありません。
お風呂に入れたり、ジュースに入れたりと、疲労対策として欠かせないという方も少なくないはず。
クエン酸は別に医薬品っていうわけではないので、それ単体なら食品、サプリ的な位置づけです。なので家庭で扱いが難しいってわけじゃないのですが、個人的には子供はクエン酸を積極的に飲まないほうがいいんじゃないかと思いまして。
当然の如く、酸は歯を溶かす
その理由はというと・・みんなが一生使っていく歯です。
この歯っていうのは酸にめちゃめちゃ弱いです。せんべいとかかみ砕けるくせに、酸には弱い。
クエン酸入りの飲み物を飲むと、どうしても口の中に多かれ少なかれクエン酸が残ります。通常の食事でも口の中は性質的に酸性の環境になりますが、っていうか今回はクエン酸っていう酸がもろに残ります。
これが相当っていうかかなり歯に悪い。
少し表面が溶けてきた~ならまだしも、悪化すると虫歯に近い状態になって酸食歯(さんしょくし)なんて状態になります。
これが再石灰化能力が低い子供の乳歯だったり、これから生えてこようとする永久歯にダメージを与えようものなら、目も当てられません。
もちろん、クエン酸を飲んだ後に、すぐ歯磨きができれば大きな問題ではありません。口の中からクエン酸を無くせばいいだけの話。なので飲むタイミングを考えれば、なんとかなります。
しかし、実践するのがちょっと手間だったり、歯磨きでも、クエン酸の強力な酸をしっかり落としきれるかとなると、かなり丁寧な歯磨きが求められます。
なので、個人的には子供にクエン酸っていうのは止めておくか、せめて、正しい歯磨きについての知識を事前に習得しておくことが肝心かなと思います。歯医者さんとかで。
やっぱり歯磨きって基本我流ですからね。
しかも、子供だと歯磨き粉を嫌がる場合があります。さすがに歯磨き粉無しでの歯磨きだとクエン酸対策は厳しいでしょう。
もちろんクエン酸だけじゃなくて『酸』は要注意
今回はクエン酸を取り上げましたが、クエン酸だけじゃなくて、酸系っていうか、そういう類のものは要注意!
炭酸飲料はもちろんのこと、レモンやオレンジのような柑橘系も歯の弱点になります。お酢はもちろん、お酢が入った調味料なんかも。
子供の乳歯はとにかくエナメル質も弱くて、さらには上記した通り再石灰化能力も低いので、もしも酸性系の食べ物を食べたときには、より丁寧な歯磨きが大切になります。
とはいえゴシゴシ洗いもご注意を。今度は歯ブラシのせいで歯の表面が削れてしまうので。丁寧に優しくゆっくりと。
というわけでクエン酸は基本的にはカプセルで
クエン酸は歯にとって大敵っていうわけですが、スポーツやアウトドアが大好きな方の中には、積極的に疲れ対策としてクエン酸を飲んでいる方も多いはず。
なのでこれからもクエン酸を続けていきたいという場合には、せめてカプセル入りにしたほうがいいんじゃないかと思います。
それなら、口の中にはまったく残らないので。但し、クエン酸を直接胃の中に放り込んだとしても、胃と口はつながっているので、クエン酸で強くなった胃の酸性環境が口の中まで広がる可能性もあるので注意が必要です。
やっぱり歯磨きは忘れずに!
あとはクエン酸はすきっ腹だと、胃への負担が大きいので、食事中だったり何か胃の中に入っているときがいいです。
というわけで、つらつらと書いてきましたが、こんな風に書いている自分自身がクエン酸で少し歯が溶けているんですよねW 誰かが僕みたいにならないように注意喚起の意味も込めて書きました。
もうそろそろ歯医者さんに行かないとな~と考えて早5年!
今年こそ、いやもうすぐ来年なので来年こそは行こうと思いますW 来年はこの意志の弱さを克服できますように!
っていうか上の写真みて思ったんですが、りんごも酸性系よりの食べ物なのかなどうだろう。まあ大体何食べても口の中は基本的には酸性によりますからね。ともあれクエン酸には要注意。
実際に管理人が飲んでいるクエン酸カプセル
僕が現在飲んでいるクエン酸入りのカプセルです。60粒で1,000円いかないくらい。(2019年現在)
最初は自分で透明のカプセルを購入して、自分でクエン酸を詰めて飲もうかと思ったのですがめんどくさいので断念W
あとは空カプセルのコストもそれなりにするので、クエン酸の粉だけの購入費、手間やコストを総合的に考えてこれにしました。
もちろん食品グレードで純度が100%に近いクエン酸を使っているので安心。一応小さなケースに入れて外食のときにも手軽に飲めるようにしています。
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当ブログの意味というか意義というか、誰に向けて、なんで書いているのか?
(後付けですが)