運送業は辛いぞ!(個人談:デメリット)10代~20代で就職、転職検討中の方へ

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人手不足やでーと言われながらも、これといって給料爆上げって感じはしない今日この頃。

と思いきや業界によっては、金が潤沢にあるところは、プロモーション力で押すんじゃなくて、シンプルに金で釣ろうとしているところもありますW

まあ良いことですな。

その1つが運送業かもしれませんね。

でも、バリバリ外資コンサルみたいなところと、運送業界を相対的に比較しちゃうと、象と蟻(ぞうとあり)みたいな感じにはなってしまうわけで。

とりあえず視野は常に広くもたないと、井の中の蛙になっちゃいます。

とはいえ、世間一般的には(多少)運送業は高めの給料!っていうのは言えるかなと思いますので、体力自慢で稼ぎたい!っていう人にはぴったりかもしれません。

で、実は僕、2年程で短いんですが、某大手の運送会社にてアルバイト(トラックに乗って宅配)で働いていました。

というわけで、これから運送業で就職(転職)活動を検討いている方に向けてデメリットを書いていこうと思います。

例によって、あくまで個人的な体験談なので、参考程度にお願いします!

ってなわけなんですが、体験談なので、そんなにズレてはいないんじゃないかなと思います。

宅配と中長距離のトラックの話がごちゃまぜになっているんですが、その辺りはご愛嬌ということで。

運送業だって、もちろん楽しいとかやりがいといったメリットがあるのですが、個人的には他の仕事でも得られるようなメリットだと思っています。

なので、よほど事情がない限り、運送業を選ぶ必要はないかなと。

でも、メリットを知っておく必要もあるので、どこか別のブログとかニュースとかで探してみてもらえたらと。

以下は僕の視点という限られた世界の話なので、運送業検討中の方は幅広く、積極的に情報収集をしてもらえたらと思います!

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人手不足だーと言っているうちにAIで自動運転になってクビになるかも

ヤフーニュースとか覗いている人なら、自動運転のニュースはちょくちょく耳にするはず。

それなら、結論は簡単に出せるに違いない。

そう、運送業は真っ先にAI(人工知能)にとって代わる筆頭候補。待望されてますし。

まずは長距離と中距離のトラック、次により複雑なルートになる家に荷物を届けてくれる宅配系。

自動車を走る道路だけじゃなく、歩道を歩くロボットが配達する日も近い。

今、10代の人は、40~50代になったときに、運送業で働いていたら、いきなり職がなくなるかもっていう危険性もゼロではないです。

運送業界も今は人手不足だ―と言いつつ、あの手この手、戯言、甘言で若者を引き込むわけですが、自動運転が始まれば・・どうなることやら。

ブラックな体質は現状抜けていない

これも率直な感想。

僕はバイトだったので、すぐに帰れましたが、社員さんは普通に会社に残っていましたW

もちろんタイムカードを切ってから。

一応、本社としては、「サビ残辞めよう!」とか耳障りの言い事を言ってますが、結局はみんな仕事量が多すぎて、本社にバレないようにサビ残しています。

また、やっかいなことに、一昔前はもっとブラックだったので、それを乗り切った人が出世して上にいる関係で、

「今くらいのブラック具合なら、まあ頑張ろうぜ!」

ってな感じですW

昔よりは労働環境良いから、今はマシなんだぞ、と。

仕事量の問題は個人の能力にもよるので、一概に仕事が多すぎるだろ!っていう判断も難しいわけですが、僕の体感だと、仕事の速さがどうこうではなく、無理な量だと感じましたW

そんな中、僕の指導をしてくれた先輩は、自分の時間を削って仕事を教えてくれました!ほんと感謝しています。

事故に遭うと、もちろん大変

まあ、そりゃそうですよね!って感じですが、運送業は給料が多少高い方だとはいえ、運転免許をかけているということ、相手を傷つける可能性がある仕事だということを忘れずに。

免許を失えば、もちろん失職だし、免許が無くならずとも、大手の運送業者だと金銭的にペナルティが課される場合があります。

例えば、一定期間乗務停止とかいうペナルティなら、運送業者の中には基本給が安いとことがあるので、その期間中は給料が劇減りしたりといった具合です。

つまり、事故ってしまうと、運転できないから、給料の大部分を占める集荷したり宅配で得られる1個あたりのインセンティブが無くなるということですな。

宅配をやっている運送業者さんの基本給をチェックしてみてください。

インセンティブに依存している給与体系なのがすぐわかりますW

総支給額だけにまどわされないように!

事故に遭うと、辞めにくい&修理費の負担が求められる場合も

これまた、意外と見逃しがちなのがこれ!

就職活動も結構忙しいので、入社前にここまで想定っていうかイメージするのはなかなか難しいところがありますが。

自分が事故に遭えば、会社には迷惑かけるし、もしも自分が謹慎とかで乗車できなくなれば同僚たちに迷惑をかけることになります。

もしも大きな事故なら、自分の上司が後始末に追われるわけで、とにかく悪影響の範囲が半端ないわけです。

それで、まあ事故がきっかけとなって「辞めたいな・・。」と思っても、なにせ3kの代表格である運送業は人手不足。

簡単には辞められないっていうか辞めにくい。

仕事場のみんなに迷惑かけているわけですし。

更に、ブラックなところだと、車両の修理費を自腹で払わせたりする会社もあるらしいので要注意。

保険を使って支払すると、保険料上がるので会社が嫌がるパターン。

なんで、中小企業でも労働契約書はしっかり書面で残しておくことが大切!

事故に遭った際に、自分の責任はどうなるか?を明確にしておく必要があります。この点に絞れば、大手のほうが安心かもしれません。

宅配は自分のせいではないクレームも処理する

クレームだらけっていうとちょっと大げさかもしれませんが、宅配だと荷物の段ボールがへこんでたり、指定日に届かなかったりetcでクレーム電話が来たりします。

僕の場合は色んな種類のクレームで1週間に合計1~10回くらいありましたW

医薬品とかで時間指定が遅れると、かなりの確率でお客さんに怒られますW

自分のせいではない場合でも、ですW

まあ、宅配する人はお客さんに荷物を届ける中で最後の接点なわけで、対応せざるを得ないのも仕方ありません。

お客さんからすれば、会社の窓口みたいなもんですからね。

他の業界でも同様ってのは当然で、お客さんにお金もらってるわけですし。

でも、正直心理的にちょっと辛いときがあったり・・もちろん気遣ってくれるお客さんもいて「大丈夫だよ!」と受け取ってくれる人もいるんですが、鬼になる人もいます。

それはもう日頃のストレスを発散するかのようにW

これってドライバーだけの問題じゃないです。荷物の持ち込みができるお店ってあるじゃないですか?その受付の人だと、もっと酷い場合があります。

宅配ドライバーの比ではなく、クレームを浴びることにw

もちろん、その受付の人がミスったわけではないのにです。

そりゃあやまるのも仕事のうちかもしれませんが、あまりにもトラブルが多いW

配送のシステム自体がまだまだ脆弱で、やっぱり末端の方に負担がかかっちゃうんですよね。こういう問題もいずれAIがさくっと解決するのでしょう。

ドライバーから管理職になる上で、超絶ヤバいポジションがある

運送会社の社員ドライバーになれば、もちろん管理職に進む道があります。

しかし、支店の店長クラスの仕事がちょっとやばいなと思いました。

それは部下であるドライバーが事故った際に、責任を取らなければならないということです。

意外と知られていませんが、大手運送会社でも、ニュースで表ざたにならないだけで、死亡事故が起こっています。

もしも、死亡事故が起これば、その対応をするのは主に店長クラスなのです。

そこで数年頑張った後、ようやく支店から支社の建屋に呼ばれて、より戦略的な仕事に付けるようになるわけです。

かといって出世しないとなると、ずっと体力仕事・・これもどうなんでしょう。

まとめ

個人的主観でデメリット書いていきましたが、やっぱりどうしても今、10代~20代の人には運送業はおすすめできないかな。

もしかしたら、自動運転が完全に開始されるまでに、技術的に法律的に、後200年かかったりっていうパターンもあるかもなので、そんなにAIに対して心配する必要はないかもですが。

いずれにせよ、運送業やるなら、そこで金を貯めて起業するとか、何か目的を明確にしておくべき。

後は、覚悟を決めて、運送業界で徹底的に努力して出世を目指すW

じゃないと、自動運転が本格導入されたときに、どうにもこうにもなりません。

いや、未来は結局どうなるかわからないので、どうにかなったりするのかなーどうなんでしょう。

後は、運送業が単純に好きかどうかとか、そもそもの話が大事なのかもしれません。

ただ、最初に書いた通り、ここで得られるメリットは他の業界でも得られること、現状の運送業界の環境が、お世辞にも良くないということを踏まえると、やはり結論は1つかなと、僕は思います。

今は若くても、誰しもいずれは老いていくわけで、体力が無くなったときのことも考えておかないと。

今、転職活動中、これから就職するという学生さんは、自分が生きている内に、安泰かつ伸びる業界を見極めてから会社を決めること。

これやっぱり肝心ですな。

とりあえず現在で、てっとり早くわかりやすいのが、プログラミングでしょう。

まだ、10代~20代の人なら異業種からプログラミングの世界に飛び込んでも、なんとかなるはず。

もちろん、相応の勉強は必要になりますが、

でも、やっぱり諸事情があったりとかで運送業なんだよね!っていう方は、実際に運送業で働いている人の生の声を聴いてみたほうがいいと思います。

そこで酸いも甘いも飲み込んで、前に進んでいくことができると思うなら運送業を選択肢の1つにしてもいいのかもしれません。

運送業で生涯働くのはやばいが、起業前提ならありかもというお話 >>

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