『エリートに勝つ唯一の方法』につっこんでみてわかる危険性【マコなり社長の動画感想】

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というわけで今回もまこなり社長の動画の感想を。

タイトルは『エリートに勝つ唯一の方法』!

動画内では、エリートに勝つの定義は市場価値を上げる、ということにしています。

仕事における市場価値を上げるということは、もちろん高い給料をもらうということになります。

というわけで、まこなり社長の動画のサブタイトルごとにつっこみを入れていこうと思います。

やっぱりスタートアップ企業で働くのは危ないかな~と。

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1、なんでもやらざるを得ない環境が手に入る

ここでまこなり社長は

凡人は1つのことに特化してはダメ、ゼネラリスト、便利屋にならないといけない

と、

何故なら、特化型の人間は1で100学ぶような天才には負ける、と。

で、

幅広く学んで、それぞれの知識や経験、技能の掛け算で勝負をしろ。

とのこと。

でもこれは結局のところ、掛け算で勝負しても1で100学ぶ人には結局負けますW

当たり前ですが、職の市場において、1で100学ぶ人が全員が特化型になるわけではなくて、ゼネラリスト型もたくさんいるんですよ。

1で100学ぶゼネラリスト型に凡人は勝てませんW

当たり前の事を書いていてちょっとあれですが。

なので、この観点だと、エリートに市場価値で勝つ、つまり給料で勝ちたいなら、勝負自体を避けるしかないでしょう。

スタートアップ企業でのやらざるを得ない環境によって得た、幅広い経験や実践は、エリートに勝てるようになる要因には・・それほどならないような。

この動画での定義の『エリート』が大したことなければ、大丈夫かもですが。

2、優秀な人の元で働ける

まこなり社長は動画内で

起業する人間(社長になる)は、勘違いしているやつが多い。

けど、勘違いしていないと起業なんてできない。リスクが大きいので。

そして、そんなリスクが取れることは優秀である証の1つ。

そういう人の元で働くと経験値がたくさん入る( → 市場価値が上がりやすい。)

と言っています。

なんですが、スタートアップ企業以外の会社でも、優秀な人はいるわけなので、スタートアップ企業ならではのメリットとは言えなそうです。

そして、大企業や一般的な中小企業の上司は、一般論として優秀な人は10%くらいしかいないみたいな論を話していましたが、だめな上司の元で働いて得た経験値っていうのもあります。

そこを挽回するっていうね。

しかも、時間は少ないにしても、会社外に飛び出せば、優秀な人と会う機会を作ることができますので。(お金がかかるかもだけど。)

しかも、ガチャじゃなくて、狙って

これも決定打にはなりにくそう。

3、ポストがガラ空き

ポストがガラ空きだけど、自分が入社したスタートアップ企業が実際に大きくならないと、それほど意味がありません。

そして、市場全体として、スタートアップ企業が実際に大きくなる確率、自分との相性、色々な観点を考えると、それほど大きなメリットとは言えないでしょう。

しかも、会社が大きくなるまで残らないといけない。

ザッツリスキーW

小さいままのスタートアップ企業のお偉いさんでもいいなら、それでいいのかも。

4、会社の成長が(自分の)実績になる

これまた成長すればねっていう話なんですが、成長するかどうかの鍵はほぼ、社長次第です。

これはまこなり社長も動画内で語っています。

その確率はどんなものなでしょうか?そして見極めは可能なのか。

かなり難しいと言わざるを得ないですが、多少なりとも大きくするという範囲なら、それほどリスキーでもない。

なんだけど、エリート渦巻く市場で役に立つレベルの実績になるか??となると疑問符がつきます。

エリートに勝つともなれば、ぶっちぎりの実績が前提でしょう。ちょっと会社が大きくなったくらいじゃ意味がありません。

5、ストックオプション・株式をもらえるチャンスがあるかもしれない

おまけ程度に・・と、まこなり社長も語っていましたが、正直おまけのおまけのおまけ程度でしょう。

そのスタートアップ企業が上場する確率、そもそも社長がくれるのかどうか、もらえる規模になるまで自分がその会社にいるのかどうか・・。

まとめ

個人的には、まこなり社長の動画を聞いていて、

スタートアップ企業に入る場合、メリットよりデメリットのほうが大きい。

と感じました。

まこなり社長の話が巧くて、仕事に熱意がある方は「やっぱりスタートアップ企業だ!」となるかもですが、ちょっと冷静になったほうがいいと思います。

そして、やはりお金は『後から』、お金『よりも』という考えが前面に出ています。

(動画の前半で、スタートアップ企業の段階で給料くれくれは、社長としては厳しいみたいな発言をしています。)

これも致し方ない部分があるにせよ、かなり危険だなとつくづく思います。

絶対ではないですが、働く側としては、

・ やりがい搾取の対象になりやすい。

・ 金銭的に困る傾向がある。

・ 健康的なリスクを負う。

ことになるがちだからです。(あくまで傾向。)

田畑氏がまこなり社長の清貧(のような)考え方には反対だって動画を出していましたが、その論点はこの動画にも見え隠れしているように思えます。

とりあえず、スタートアップ企業に入るなら、起業するのが前提なのかなと。

ハイリスクに対して、リターンも大きくなる。

給料が低く、かつ色々リスキーなスタートアップ企業に入って、その後、転職するにしても、給料が低いから、そこから給料上げるのも結構難しい。

それか、人生を賭けた『戦い』だと肝に銘じること。ですな。

そして、仮に市場価値が上がったとしても、その後も結局は、自分と同じような人たちとの競争は続くということを忘れてはいけないのかなと思います。

普通の会社から独立して、市場価値を一気に高めている方もたくさんいますよ。

というわけで、今回のまこなり社長の動画は、もちろんYoutubeというエンタメ要素もあるのかもしれませんが、スタートアップ起業のメリットよりもデメリットのほうが大きい印象を受けました。

エリートに勝つにはスタートアップに入らない方がいいのかも・・しれません。

他の道が正しいのかも。

急がば回れっていう昔の格言もありますから!

まずは普通の会社から独立して成功している方の話を聞いてみましょう!

トップ画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=19GeQ97DclE

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