人間に必要な栄養素って、なんやらかんやら数が多くて良くわからないですよね(泣)
もちろん、個人単位のベストな栄養の量や割合っていうのもわからないわけで、適切な食事を見極めるのが難しいのがやっかいです。
更には御多分に漏れず栄養に関する情報は錯綜しているというか、あっちとこっちで言っていることが違う場合があるので、それが悩みに拍車をかけます。
まあ情報は時代で変わりますし、ある程度は致し方ない部分もあるわけですが・・現代医学も神様ではないので、パーフェクトとはいきません。
というわけで、今回は栄養素の中で、情報が錯綜していつものをいくつかピックアップ。塩とかね。
この辺りをないがしろにすると、決定的に、自分の体に対して不足したり過剰になったりしてしまって、体に悪影響が出てしまうこともあるでしょう。
せっかく自分独自に健康法を確立していても、ここでダメになってしまうのももったいないです!
塩
何かと減塩、減塩ってわけで健康の敵として冷たい目を向けられる塩w
あのしょっぱい感じは確かに摂取しすぎると体にマイナスな感じがします。
腎臓とかの病気では更に塩に注意しないといけないみたいですな。
一方で、江戸時代には刑務所の受刑者のごはんを塩抜きにしてパワーダウンをさせていた!っていう話だったり、塩分が体で過剰になった場合は排出されるので神経質になり過ぎる必要はないという話があったりします。
また、しょっぱい食べ物でも人工調味料だったりするわけで、実は塩分が不足しているという人もいるらしいです。
て、塩を摂る際には、ネットでは天然塩がしきりに良いよって言われていますが、天然塩でも海から採れる系のものはにがりが入っているため、このあたりの情報も事前に要チェックしておいたほうがいいでしょう。
にがりはご存知の通り、豆腐、つまりたんぱく質を固めるわけですが、体内を構成しているたんぱく質に対しても同様に働くという話があります。
とりあえず、海でよく遊んでいる人は、めっちゃ海から塩を摂取しているので、ごりごりに減塩するってのは違うような・・と、個人的には体感で思っています。
鉄分
この鉄分も結構論争の的?になっているような気がします。
特に女性の人の場合には圧倒的に不足しているとされ、積極的に摂取する必要があるという話があったり、接種し過ぎると細胞が壊れる?という話があったり、マチマチです。
ひと昔前は、例えばお茶のお湯を鉄の鍋で沸かしていたので、そのおかげで鉄分がしっかり摂れていたという話がありました。
今となってはステンレスやテフロンコーティングの鍋とかで沸かしたりするので、その頃と比べると、鉄とは疎遠にはなっていると言ってもいいかもしれません。
原因不明の疲れが、鉄分不足にあるケースがあるので、気になる方は病院で検査してみるのもいいかもです。
ちなみに鉄を日頃の食事から摂るために、こんな商品もあります。
その名も鉄玉子W
たしかに、鉄製の調理器具はお手入れが大変ってかすぐ錆びるので敬遠されがち。使っていないお家も多いはず。
なので、気持ち意識的に鉄分を摂り入れていこうっていう姿勢は大事かなと思います。
銅
インドの医学であるアーユルヴェーダでは銅製のポットで水を沸かして、その水を飲むことで積極的に銅を摂る場合があったりします。
一応、銅は抗菌力にも優れている金属なので、アーユルヴェーダに限らず、コーヒーのポットなんかでよく見かけたりしますな。
(おしゃれ!)
アーユルヴェーダにはピッタ(火)、ヴァータ(風)、カパ(水)のような属性的な考え方があって、鍋で沸かした水はそれらを全て含んでいると考えられていて、それを白湯(はくゆ)と呼んでいます。
他の金属で沸かした水ではなく、プラス銅が加えられていることでパワーアップ白湯になると。
なんですが、一方で食事から十分に摂れているという話があったりするので、果たしてこれ如何に。
また、銅は相対的に関係のある亜鉛や鉄分が不足すると、比較して銅が多くなるので、それが問題になる場合もあるらしいです。
なんで、銅はまあ、そんなに意識的に生活の中に摂り入れなくてもいいような気がしますね。
アーユルヴェーダ的な生活を送っている場合には、銅とのバランスがとれているのかもしれませんが、日本式生活だとちょっと難しいのかも。
究極的には、結局のところほどほどがいい
「それじゃ一体、意見が分かれている栄養素はどうすればいいの?」っていう話になるわけですが、お医者さんとか専門家の指導下に無いときは、国が出している摂取量を目安にする他ないですね。
意見が2つ分かれていたとしても、それなりには摂っておかないといけないわけで、となるとまずは安全策、つまり信頼性の高い国の基準、となってしまいます。
なんですが・・個人差、例えば食事が偏っていて糖質が多い人と、肉食が多くてたんぱく質とか脂質が多い人では、それに関わるビタミンやミネラルの量が変わってきそうです。
となると、国民全体の平均を指標とした数値も、がっつりと鵜呑みにするわけにいかなそうです。
なので、個々である程度のカスタマイズが必要となるでしょう。
とりあえず、自分が不足、過剰になってそうな栄養素が気になる場合には、今回取り上げたものに限らず事前に徹底的に調べる必要がありそうですな。
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当ブログの意味というか意義というか、誰に向けて、なんで書いているのか?
(後付けですが)