オレ的に思う買ってはいけない中古一軒家・注意点(建物の選び方)

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家は賃貸か、買いか、というと僕は『買い』派です。

但し、新築じゃなくて、安くて最後まで住み切ることができる中古派です!

理由を簡潔にまとめると・・

1、中古一軒家(安いやつ)を買って家賃の支払いの心配を減らす。

2、自分の収入が減った際のリスクを減らせる。心理的負担を減らせる。

3、早めに支払いが完了すれば貸し出せる。

ってな感じです。

で話を戻しまして、中古一軒家を選ぶ際の注意点です。(主に)建物の選び方!

タイトルにある通り、『オレ的』ですので素人目線になります。

というわけで早速!

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0、再建築可能かどうか

中古一軒家によっては、周囲の土地や道路の関係で、再建築が不可能な場所があったりします。

この辺りは国の法律や市町村の法令で決まっているので、購入前にしっかり確認しておく必要があります。

再建築不可、つまり建て替えが出来ないともなれば、自分がいざ土地を売り出したときに買い手がなかなかつきません。

将来、不良債権化させないためにも要注意。

1、家の周りに風を防ぐ何かがある

なんでもいいのですが、自分の家の周りに風を防ぐための

・ 柵(高め)

・ 大きい木

・ 他の家に囲まれている

とかが無いと、強風、台風のときに大ダメージを受けることになります。

もちろん、外壁を傷めるスピードも速くなるので、将来的にペンキ代(外壁補修)も負担になる。

とはいえ、家を囲えて、相応の高さの柵がある家は数少ないですし、大きい樹木は手入れ代がかかる。

お金の面で言えば、一番無難なのは家の四方の一部を、他の家がブロックしてくれる住宅街。

2、水回り、出来れば、床下に潜ってチェックできると良し

中古一軒家で特にボロくなりやすい1つが、水回り。

できれば、床下にもぐって、配管回りをチェックするのがベストです。

もしも軽度な漏れなら自分で修復可能。

購入後も水漏れに気づかないと、周囲の木材の腐食させてしまうかもしれないので、意外と大事。

3、白アリ

これは家を購入する方が誰しも気にしていることだと思います。白アリ。

中古一軒家でやっかいなのが、白アリの発生に購入後に気づいた場合。

大体、中古一軒家を買うときの契約書に、瑕疵担保(かしたんぽ)の条項で免責にされてしまうのが一般的です。

というわけで、購入前、事前に白アリ検査の会社にチェックしてもらうと安心・・なのですが、メインの作業内容は、調査員が床下に潜り、白アリの道(蟻道)の有無や巣穴をチェックするだけになります。

屋根や外壁全体、壁や柱内部のチェックをお願いする場合は、割増料金になると思います。

もしくはやってくれないかも。

僕が中古一軒家を買ったときは、とりあえず床下のみやってもらいました。

後は、そう無いとは思うのですが、以前の中古一軒家の持ち主が悪質な場合、白アリの痕跡を隠している場合もあるかもしれません。

なので、上記の水回りのチェックがてら、白アリの痕跡チェックを自分でもしたほうがベターかと。

白アリは柱内部を喰って、外目にはわからない場合もあるため、トンカチやドライバーで叩きながらのチェックが出来ればこれまたベター。

ここまでやるとなると結構大変ですが、背に腹は代えられないということで!

4、過去の水害発生の有無

場所によっては水害が起こりやすい場所があったりします。

その履歴?っていうのは確か市役所で確認ができたかと思います。

川に近いとか、昔は農地だったので地盤が緩いとか、そういう条件がある場合、水害時のダメージが心配。

(地盤が緩い、固いは地震時も大きく影響します。)

後は土地が回りに比べて高いのか低いのかも大切です。

もしも自分ちが周囲より低ければ水害のダメージも大きくなる傾向にあります。

また、湿気も溜まりやすいため併せて気を付けておきたいところです。

5、やっぱり大事!ご近所の人

これまた言わずもがな、ご近所の人。

変な宗教に入っているとか、過干渉とか、そもそも怪しい雰囲気の人とか・・。

そういう人の属性を見極めるには、購入前にさりげなく散歩して、人の様子を見極めるに限ります。

ちょっと時間と手間がかかりますが、中古一軒家を買ってから気づいても遅いので、出来るだけ頑張りたいポイント。

特に女性の方だと最重要事項かもしれませんな。

6、事故物件

マンションではなく、中古一軒家だと比較的少ないかもしれませんが、事故物件も精神衛生的にはあまりよろしくありません。

事故物件っていうのは、その建屋や部屋で、過去に人に関する事故や事件があった物件を差します。

これまたやっかいなのが、その事故物件の内容は、ひとたび新しい人が一度でも住んでしまえば、その後の告知義務が無いということ。

● 事件が起きたので事故物件になった。

● 事故物件の告知義務を無くすために、誰か新しい人をてきとうに住まわせる。

● 事故物件の告知義務を無くしてから、新しいお客さんに販売する。

というのが出来てしまいます。

実際にやっている不動産屋も多いようです。

事故物件の有無を確かめるには、グーグルで住所を打ち込んでみて、事件や事故が起きていないか確認する、後は少しハードルが高いですが近所の方に聞くしかありません。

いずれにしても、確証は得にくいですが、もしも余裕があればこの辺りも慎重に。

7、道路に近い

よほどの事情が無い限り、道路の近くの中古一軒家は止めておいたほうがいいでしょう。

騒音、車の振動による建物のダメージ、煙の公害、もちろん売りにくい・・などなどデメリットだらけです。

もはや買う意味があるのかどうかというところ、と個人的には思っています。

8、風通し

意外と忘れがちなのが風通し。

特に密接している住宅街の場合にはしっかりチェックしておきたいところです。

風通しが悪いと・・

・ カビが発生しやすい。

・ 白アリが寄りやすい。

・ 夏場のじめじめで過ごしにくい。

などなど、様々な問題に直結してしまいます。

9、日当たりが良すぎるのも考えもの

なんとなく、日当たりが良い!となると、プラスのイメージを感じますが、よくよく考えるとマイナスもあります。

やはり一番の問題はシンプルに夏場は熱い!ということでしょう。

この辺りは自分の1日のライフスタイル次第なので、避けようと思えば避けられます。

例えば、昼間は仕事で家にいることが少ないということであれば、それほど問題はないはずです。

後は直射日光は外壁の寿命を大きく縮める原因にもなるため、この辺りも頭の片隅に入れておきたいところです。

10、税金と保険料

中古一軒家ももちろん、固定資産税や保険料の問題がつきまといます。

固定資産税については、事前に概算を出すことができますが、特に気を付けないといけないのが保険料。

火災、地震、水害、風災、盗難など、どの範囲を、どのくらい支払っておくかを慎重に考える必要があります。

海辺や川に近いともなれば水害はカバーしておきたいですし、今後地震が起こりそうな地域においては地震発生時の保険を手厚くするなど、状況に合わせなけれなりません。

このような税金や保険料の支払いは、月々のローンの支払いに加算されるような形で考えるのが一般的かと思います。

後々、思ったより月々の支払額が多くなって困った!という事態を避けるために、綿密に支払のシミュレーションをしておいた方が安心です。

・・ローン組まずに中古一軒家を買えたら、それに越したことはないですな。

まとめ:時間をかけるべし

中古一軒家を買う場合に限りませんが、個人的に不思議に思うのが・・

人生の大半を浪費するローンを組む方が大半なのに、みんな思ったより時間をかけていないような気がする。

ということ。

上記いろいろチェックポイントを書いてみましたが、もちろん個人によるわけで、人によっては更にチェックポイントが増えるかもしれません。

人生を大きく左右するような大きな買い物は慎重に!

結局のところ、中古一軒家を買う際に一番大事なのは時間をしっかりかけること!に尽きますな。

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