限界を決めたらダメっていうけど、自分で限界を決めたほうが良い

世の中の成功者の人は、中にはスムーズに成功への階段を上っていく人もいれば、反対に激動の人生だよなーっていう人もたくさんいたりします。

それぞれの苦難があるとは思うのですが、そういう『乗り越えた人たち』がメディアに出ると、途端に成功者の立場からの意見がたくさん出てきます。

その中でよく言われる定型文みたいなのが

「限界を決めるな！」とか「限界を突き破れ！」

っていうやつ。

確かに理論上は限界を決めなければ、能力は伸び続けるので、いつかは成功しそうな気がします。

ただ、ここで頭に入れておきたいのが、やっぱり人間ってそれぞれスタート地点が違うわけで、ゴール（成功）までの距離に個人差がめっちゃあります。

限界を決めるのは良くないとは思うんですが、スタート地点が悪すぎて、ゴールに到達するのに200年かかる場合もあるかもしれない。

食べるのにも困る国に生まれた場合と、日本みたいに比較的余裕が生まれた国ではスタートは違うでしょう。

そもそも成功までの道のりで、自分が健康でいられたのも、成功に必要な友人に恵まれたのも運なわけで。

良い両親に生まれたかどうかでも、スタート地点は違うでしょう。

また、これでもかっていうくらい酷い状況から、成り上がれたとしても、それも生まれたときにたまたまそういう『乗り越えられる』素質を備えていただけの話です。

ゴールまでの距離が縮んでラッキーですねっていう。

つまり、そもそも今自分が努力が出来ているのも運だということかなと。

努力できるのも運なのだから、成功も失敗も突き詰めるとまぐれってことになります。

とかく、成功した人で他人をけなす人は、全てが運であるってことをわかっていないような気がします。

苦労を乗り越えた気持ちはわかるんですが。

だから、まあ限界はとりあえず自分で決めてもいいのかなって思います。

成功するか否かは、究極的には全部運なので。

そうしないと、生きている途中でゴールが見つからず、途中で精魂尽き果ててしまうかも。

その限界を決めたあとに、新しい何かが見つかることもあるかもしれないし。

もしかしたら限界を決めたら、限界を決めた人生が嫌だと感じるかもしれないし、そうでないかもしれない。

もちろん一方で、全てが運だからと言って、なんでも諦めてもいいわけじゃないってとこなんですよね。

この矛盾っぽい感じが、人間らしさの１つなのかなと思ったりします。

で、もしも今、頑張り過ぎて息苦しさを感じている方がいたら、『限界をどこかで決める』ってのをやったほうが良いと思います。

結局、運なのさ～と開き直ってW

頑張っていて、体に何か異変を感じていたら、大事になる前兆です！

大事になる前に、思い切って諦めちゃいましょう！急がば回れ。また次頑張ればok！

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