運送業界 現状への提言その1『8時間労働でもヤバくない?』

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当ブログで、ちょくちょく書いていますが、僕は以前、某大手の運送会社にて宅配の仕事をやったことがあります。

で今回は、運送業界に向けて、ここがおかしいので、こうしたほうがいいんじゃないという提言その1でございます。

(あくまで僕(パート)が現場で感じた範囲での話になることをご承知おきください!)

というわけで早速なんですが、これはもう僕じゃなくてもわかること、長時間労働についてです。

なんだけど、通常の労働時間である8時間でもヤバくない?(長くない?)っていうお話。

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デスクワークの8時間と運送の8時間は違う

ひと昔前にくらべると、運送業界のオーバーワークぎみは幾分、解消に向かっていると思います。

なんだけど、そもそも通常の労働時間である8時間でも、運送ってきつくない?って思ったんですよね。

車の運転が疲れるっていうのは、車で遠出をしたことがある方ならわかるはず。

車周囲の空間把握、障害物の視覚情報、人の動きを予測したり、次はどこにどうやっていくかetc・・

色々なことを同時に頭の中で考えます。

こんなんやってれば脳みそは疲弊するわけで、更に重い荷物の積み込みもくれば体も疲れます。

そして、様々な締め切りの時間にも追われることに。

荷物の到着が遅れると、運送会社や運転手個人に金銭的なペナルティがある場合があります。

おそろしあ!

てなわけで、精神的なプレッシャーもくる。

スピードはもちろん出せない。

こういった点を踏まえると、運送業における労働時間の長さを考えた場合、デスクワークの8時間と運送の8時間を同じに考えていいのかな?って。

デスクワークとは異なり、運送には運転というプラスαがあるわけだから、どう考えても同じ8時間ではないでしょう。

デスクワークにはデスクワークならではの問題があり、難易度の違いなんかもありますが、独特の疲労感、そして何よりも危険性が違う。

だから、ひと昔前の休憩時間も無い~みたいな頃よりはマシになりましたが、そもそも8時間労働でもダメなような気がするんです。

もちろん、運送業界はガテン系の方が多いので、「大丈夫だぜ!」って方も多いはず。

でも、労働時間の影響からかはわからないものの、運送業の交通事故は意外と多い。ニュースになっていないだけで。

こういう交通事故も、自分の自覚症状が無いだけで、8時間以上の労働が響いているんじゃないかなと個人的には思います。

いずれにせよ、より命に関わるリスクを下げるためにも、8時間以下が適切っていうね。

給料は少し下がっても、労働時間を減らし、休みを増やすのがベストだと思う

というわけで、そんなに難しく考えなくても、デスクワークの8時間と運送の8時間とは違うってのは誰でもわかるはず。

でも、なんで対策しないのかというと、人手不足~W

人が足りないから、一人当たりの時間を延ばさざるを得ない。

36協定で合法的に長時間の残業が可能になっています!

だから幹部たちも、見て見ぬふり。

こんなとこつっついたら、仕事が回らなくなってしまう、と。

現場からすると、物流増加に対応できなかったトップの対応がまずいんじゃねえか?ってお話なんですが、それはまあ置いといて。

とりあえず、一人当たりの労働時間を減らすためにも、人を入れないといけないっていうこれまた普通の話なんですが。

てなわけで、特に現在の若い方たちの傾向は『稼ぐ』にフォーカスしていないわけなので、

・休日を増やす。

・労働時間を減らす。

これに尽きる。

現在のベテランの大半の方も、例外の方はいるものの、ごりごり稼ぎたい!っていう方はそんなに見かけません。

なんだけど、この2つも結局「人がいないとできねえじゃんかW」って話なので、このサイクルになんとか乗せるまでは頑張らないといけないっていうね。

そして提言2に続きます。

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・ 運送業界 現状への提言その2「無駄が多すぎ!マニュアルを作れ!」

・ 運送業界 現状への提言その3「経営陣や幹部は部下をもっと敬うこと。」

・ 運送業界 現状への提言その4「完全に感覚がマヒしていると思うぞ。」

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