運送業界 現状への提言その３『経営陣や幹部は部下をもっと敬うこと』

運送業界への提言１では8時間労働でも長い！ってんで、人を入れて、一人当たりの労働時間を短くしよう、と。

まあ難しいとは思いますけど。

で、提言２では、そういうのを実現するために無駄を減らして時間を作っていこうと、と。

そうすれば時間ができる → 余裕ができる → 魅力的な業界になる！

なんだけど、そもそも、現場の方は会社が好きじゃないから、無駄を減らそうという努力をしないんじゃないっていうお話。

というわけで提言３は『経営陣や幹部は部下をもっと敬うこと』。

（特に過去）運送業界は人材をこき使い過ぎ、だから現場は改善しない

提言２で現場レベルではマニュアルが無いのがほとんどやで！って話をしました。

で、それをやらない理由なんですが、

現場レベルの方の多くが会社を好きじゃない！

からですっていうお話。

これはもう、過去、物量が爆発して追いつかなくなったとき、会社が現場の方たちをこき使ったに違いないからです。

それは、各運送会社に対して起こった労働に関する裁判を見ればわかること。（サビ残請求！）

裁判沙汰にしなくても、「ふざんけんじゃねーよ。」と腹の中で思っている現場の方はたくさんいます。

過去の傷が癒えているようで、癒えていない。

その主な原因は、今でも変わらない経営陣や幹部の、部下に対する態度。

ミスすれば叱責する、とにかくやれ、新サービスが登場すれば売ってこい。

過去にこき使った挙句、現在も、未だに、こういう隠れパワハラみたいな体質が残っているのが運送業界です。

多少ならわかります。仕事だしね。

でも、未だに度が過ぎていると個人的には感じます。

過去に遺恨を残した上に、現状もこんな感じ。

だから、マニュアル作って、時間を作って、運送業界に人を入れこもう！

なんて現場レベルで思うわけがありません。

いたら天使に違いないW

そもそも過去の遺恨は過ぎ去ったと勘違いしているのが、現在の運送業界の経営陣と幹部たちなのかなと思ったり。

過ぎ去ってないのは空気でわかるし、そもそも金を稼ぐ要となる実働部隊が部下たちであり、大切な存在だと思うなら、日頃の言葉のかけ方でわかります。

経営陣、幹部たち、日頃から部下を敬ってないんだよね。

上司は偉いんだぞ！よろしく、「今日もありがとう！」の声もかけられない器の小ささよ。

結局のところ、業界をよくするっていうのは、そういう細かくて、些細なことの積み重ねなんですよね。

それがまったくわかっていない！

運送業界の現場レベルの方の多くはふてくされちゃってる。

そりゃ、ひと昔前、朝から日付変わるまで配達させられたら、ふてくされるのも仕方無い。

もう、遺恨がこびりついて、取れないレベル。

心の傷って簡単に癒えないもんでしょ？

しかも、個人レベルで追いつかない仕事量をこなしながら、間に合わないとお客さんに怒られるっていうね。

お客さんからしても、こっちの事情を知らないわけなので致し方ない部分はある。

仕事は仕事。

約束を守らないこっちが悪いな、と現場の方たちは頑張っていたわけですな。

声に出して、感謝を伝える、全てここから

というわけで、未だに根本的な部分を間違えている運送業界。

現場の方たちの遺恨を取り除き、やる気を取り戻すためには、上の立場の方が、下の立場を敬うことが肝心。

確かに、現場の信頼を取り戻すのには時間がかかります。

だけど、これをやらずして、現場のモチベーションの下がった状態では何をやっても良い成果が出ないのは間違いないでしょう。

一番てっとり早くできる行動、やっぱり声かけ！

感謝、そしてその人の良いところを見つける。

もしかしたら知っている方もいるかもしれませんが、元マクドナルド、講演家の鴨頭さん。

あの方の基本的な仕事の姿勢ってすごいなと思うんですよね。まじで重要。

というわけで、運送業界をより良くするために、つらつら書いてきましたが、まあ基本中の基本だよ全部！

とだけは改めて言いたいW

後は、もう少し他の業界を見習うくせを付けた方がいいんじゃないかなと思います。

んでもって、大きい会社ならある程度仕方ない部分もあるかもですが、基本的に従業員に訴えられるとか、どんだけひどい扱いしたんだよっていう話。

仮に、その従業員がどれだけダメなやつだったとしても、それは採用した会社の責任でもあるわけだから。

というわけで最後にまとめです！

鴨頭さんのYoutube動画↓

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・ 運送業界 現状への提言その１「8時間労働でもヤバくない？」

・ 運送業界 現状への提言その２「無駄が多すぎ！マニュアルを作れ！」

・ 運送業界 現状への提言その４「完全に感覚がマヒしていると思うぞ。」

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